北海道陸別町観光パンフレット
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18 陸別町字トマムに所在するアイヌ文化期の遺跡です。「ユク・エ・ピラ」はアイヌ語で「シカ・食べる・崖」の意味です。 遺跡は3つの郭が連結した複雑な形態をしており、長軸約128mをほこる道内最大クラスのチャシ跡です。 このチャシ跡の最大の特徴は、壕の外側の盛土の表面が白い火山灰で覆われていたことです。陸別町では「白いチャシ」として史跡の整備を行いました。休館日利用料金1人 300円(陸別町に住所を有する者及びその他 陸別町開拓の父、関寛斎は、1830年(文政13年)、上総国山辺郡中村(千葉県東金市)に生まれました。 西洋医学を学び、徳島藩の侍医や戊辰戦争で奥羽出張病院頭取として活躍したのち、徳島で開業し地域医療に尽くしました。 そんな寛斎が北海道の開拓を志し、十勝国斗満の地に入植したのは、1902年(明治35年)のことで、72歳の高齢になってからでした。 関寛斎資料館では、寛斎の生涯と、その時代背景を詳細に展示しています。祝日を除く月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月30日~翌1月3日)中学生以下は無料)全館バリアフリー/無料駐車場あり チャシ跡はアイヌ文化期(13~18世紀)の砦跡と言われています。形や大きさは多様で、砦としての役割以外にも、さまざまな使われ方をしていたと考えられています。関寛斎ゆかりの地を訪れて、開拓時代を堪能してみるのもオススメです! お問い合わせ☎ 0156-27-2123(教育委員会)開館時間9:30~16:30町内にある北海道陸別町大通 道の駅 オーロラタウン93りくべつ内所在地陸別町の歴史を訪ねよう!国指定史跡ユクエピラチャシ跡(国指定:昭和62年9月8日)関寛斎資料館

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