陸別が好き。
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8星のきれいな陸別の町で「未完星」を営んで 陸別町の商店街で30年以上も営業している未完星。深夜まで営業しており、飲んだ後の締めに欠かせない麺もの、ご飯もののメニューも豊富で、二次会スポットなどとして人気の高い老舗スナックだ。約40年前に帯広から陸別へやってきたママ・上田紀子さん。はじめはラーメン屋や居酒屋の2階でお好み焼き屋を営んでいたが、その後、階下の店舗を買い取って全部「うちのマスターが函館に旅行に行ったときにね、たまたま『ミカンセイ(未完成)』という店があったの。そっちは„成〝なんだけど、うちは„星〝にしたの。陸別は星がきれいだから…。でも、最初はみんな、『みかんぼし、みかんぼし』って(笑)。」 店名にちなんで、カラオケのステージも星形の電飾にし、2階にある電球もすべて星座の形にしたRIKUBETSU WomanInterviewを建て直し、数々の改修工事を重ねて、現在の形となった。店内に入ると、豪華なシャンデリア、星形に並んだ電球がまたたくカラオケ用のステージが目を引く。贅を凝らした店内のインテリア まず、「未完星」という印象的な店名の由来についてうかがった。という。実はこのステージ、昇降可能な油圧式となっており、店内のお客さんを見下ろして気分良く歌うことができる。店内の設備やインテリアにはさぞかしお金がかかっているのではないだろうか。そんな好奇心丸出しの質問にも快く答えてくださった。 「建物は3千万ぐらいで終わったんです。その後、カラオケの油圧舞台をつくったり、2階の星をスナック未完星上田紀子さん陸別歴39年2居心地のよい飲み屋であり続けるために

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