陸別が好き。
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5り、軽いノリで『いいっすねぇ』と答えたら、次の日にはうちの社長に話がいってて、『行くのか?興味はあるのか?』って(笑)。本当に急遽決まったんです」。昭和基地での仕事と生活 南極観測隊への参加が決まった後、それぞれ冬訓練や夏訓練などを経て、国立極地研究所に開設された隊員事務室に入り、訓練や物資の調達などを行った後に南極入りした2人。昭和基地での空井さんの役割は、油圧ショベルやパワーショベルなどの重機のオペレーターであったが、物を運んだり、穴を掘ったり、雪かきをしたり、氷を割ったりといった力仕事が山積しており、具体的に思い出せないほど、ありとあらゆる作業に携わったという。 「僕は45歳で行ったので、体力的にやっぱり辛かったです。普段、力仕事をしていないので、あと10歳若かったらよかったなと思うんですよね。仕事は朝7時から

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