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季刊教育法 No.197

いじめ重大事態の「第三者調査委員会」-その現状と今後のあり方-


本体価格:1905円
発行年月:2018/6
雑誌コード:13085
管理番号:40197

〔特集〕
いじめ重大事態の「第三者調査委員会」-その現状と今後のあり方-

いじめによる「重大事態」発生が疑われる場合に設置される、「第三者調査委員会」。第三者調査委員会や期間は、いまどのように機能し、いかなる課題を抱えているのだろうか。「いじめ防止対策推進法」が成立して、5年。本号では「第三者調査委員会の現実と今後のゆくえ」に焦点をあてる。

特集 いじめ重大事態の「第三者調査委員会」|その現状と今後のあり方|の趣旨と内容構成について
〔座談会〕いじめ重大事態の第三者委員会の姿を問う  勝井 映子、加藤 慶子、木下 裕一、小西 智子、三木 憲明、横山 巌、(司会進行)小野田 正利
第三者調査委員会のあるべき姿を求めて―被害児童生徒・保護者への寄り添い   横山 巌
第三者委員会における「いじめ」の事実認定の方法と限界   木下 裕一
いじめ重大事態の「第三者調査委員会」の課題 ― “制度”と“現実”の狭間―    坂田 仰
第三者委員会によるいじめ調査のあり方について―矢巾町いじめ調査の経験を踏まえて   山岸 利次
教育の直接責任制を学校に「埋め戻す」―2012年新潟県立高校生自殺事案 第三者調査委員会『報告』から―    世取山 洋介
いじめ重大事態の不登校事案への対応と第三者委員会のあり方    玉野 まりこ

〔特別寄稿〕
【シムポジウム これで防げる野球練習中の事故『知っていますか? ケガのない野球指導』報告】
野球練習中の事故の防止のための提言    岡村 英祐、岡本 大典、冨田 英司、監修 田名部 和裕

〔シリーズ〕教育行政に何が求められているのか
【シンポジウムこれで防げる学校体育・スポーツ事故】[ 報告3]
繰り返されるゴール転倒事故・組立体操事故・ムカデ競争事故から子どもたちを守る
ムカデ競走事故のメカニズムと予防のための提言   多賀 啓、〔監修〕東山 礼治、〔監修〕磯部 広

〔連載〕
映画で深める教育法【第3回】   梅野 正信
「ハの字」の両側を見つめる 学校事故・事件学【最終回】 住友 剛
その対応で本当に大丈夫!? ICT教育時代の身近な法律問題【第5回】 中川 義宏
地域社会の共生をめざして 音をめぐる近隣トラブル【第5回】 橋本 典久
子どもに関わる法・法制度をふまえた スクールソーシャルワーク【第5回】 佐々木 千里・長澤 哲也・坂口 伊織
学校安全コーナー 「学校内虐待」体罰・わいせつ行為・暴言等と子どもの権利擁護制度への提言【第20回】 米田 修
中学・高校生のための労働法入門【第23回】 道幸 哲也

〔子ども・教育と裁判〕
判例研究 児童の進学や就職の実現のために親権停止制度が活用された2つの裁判例の検討   古畑淳
判例紹介 (教育の分野、福祉・家族の分野、少年法の分野)
教育法日誌(中央の動き・地方の動き)

〔BOOK REVIEW〕
『コミュニティ・スクールの全貌―全国調査から実相と成果を探る―』佐藤晴雄 編著   岸 裕司
『高校生の法的地位と政治活動 日本とドイツ』結城忠 著    結城 忠