ともにそだちあういのち
真宗保育の願い

真宗大谷派学校連合会、公益社団法人大谷保育協会(編)
本体価格:2200円
発刊年月:2026/9
ISBN:9784871687393
Cコード:3037
管理番号:10132
真宗大谷派学校連合会 結成60周年の節目に誕生した、待望の「真宗保育」テキスト!
本書は、仏教の精神・親鸞の教えを基盤とする人間教育の中で、紡ぎ続けられてきた「真宗保育」の学びを形にした一冊です。
「保育」とは単なる知識や技術の習得にとどまらず、一人ひとりの異なる個性を前に「本当に大切なこととは何か」を問い続ける歩みです。本書のタイトル『ともにそだちあういのち』が示すように、真宗保育は決して教義を教え込むものではなく、子どもも、保育者も、保護者も、関係性の中で互いに育てられ、かけがえのないいのちを尊び合う場にこそあります。
真宗保育研究会における長年の研鑽と、加盟校の専門家や公益社団法人大谷保育協会の知見を結集して生まれた本書。保育の道を志す学生の学びの礎として、そして日々現場で子どもたちと向き合う保育者が自らの保育を見つめ直し、確かめていくための「視点」として、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。
【目次】
はじめに
序 章 願いに生きる保育 ―「保育者の願い」と「保育者への願い」―
第1章 「ともに」の保育者論 ―「ともに」成長していく保育者―
第2章 子ども論 ―「子どもの願い」と「子どもへの願い」 ―
第1節 真宗保育の視点から大きくなったら ―「変わる願い」と「変わらない本願」―
【花まつり 行事の製作】 さくらもち
第2節 保育(学)の視点から
第1項 子どもの人権 ―人権を大切にする心を育てる保育―
【コラム】 人権感覚(1)
【花まつり 行事の製作】 花のかんむり
子どもの人権 ―子どもが健全に成長するのに必要な環境―
【コラム】 人権感覚(2)
【花まつり 行事の歌】 こどものはなまつり
第2項 乳児保育 ―生まれたてのいのちと向き合う保育―
【コラム】 担当制の保育から学んだこと
乳児保育 ―関わりの中で築く人生の基礎―
第3項 幼児保育 ―生涯にわたる発達の基礎を培う―
幼児保育 ―子どもから学ぶ―
第3節 発達心理学の視点から(子どもの発達)
養育者との関わりと心の発達
「育つ」こととは
第4節 保育心理士の視点から
インクルーシブと保育心理士
保育心理士に求められる実践的課題
第3章 学び論 ―人間を学ぶこと、学び続けること―
第1節 人間を学ぶこと、学び続けること
【コラム】 いつまでも
第2節 実習編 ─学 生─
ともに育ちあう実習
【コラム】 早く早くとせかさないで
ロールプレイを通した実習の振り返り
【お盆 行事の製作】 お盆ちょうちん
施設実習とは
【報恩講 行事の製作】 小豆がゆ
第3節 現場編 ─保育者─
ともに生きともに育ちあう保育の中で ─保育者の学びと成長─
第4章 5領域について
第1節 これからの学びについて(理論と実践がどう学びに結びつくのか)
ほんとう(真)に大切(宗)な豊かな育ちと学びとは
【報恩講 行事の製作】 親鸞さま大型貼り絵
第2節 真宗保育の視点から
真宗保育からの5領域への視点
第3節 健康の視点から
早寝・早起きは元気のもと
子どもの安全・安心をともにつくる・守るための保育
【コラム】 いのちをいただく
【報恩講 行事の歌】 恩徳讃(Ⅱ)
第4節 人間関係の視点から
私と世界とのつながりを知り育む
ともに育ちあう保育 ―人間関係の視点から―
【コラム】 いのち
【成道会 行事の製作】 乳がゆ
第5節 環境の視点から
子どもの未来を見越した保育
【コラム】 大切なこと
仏教行事と地域連携
【コラム】 転悪成徳
第6節 言葉の視点から
子どもの言葉の発達と絵本
【コラム】 絵本に親しむ
【涅槃会 行事の製作】 お涅槃団子
体験することで育つ言葉
第7節 表現の視点から
“音”から生まれる表現
子どもの主体性を育む保育のポイント
表現のワークショップ
おわりに
資料編
大谷保育協会のあゆみ
仏教用語解説
園における仏教行事について
むすびに
