eidell エイデル研究所

  1. HOME
  2. 事業内容
  3. 人材育成支援事業
  4. 社会福祉協議会のお客様向け研修一覧
  5. 民生委員研修(中堅)
人材育成事業メニュー
民生委員に必要なコミュニケーションスキルを高めましょう

民生委員(中堅)研修

〜民生委員(中堅)に求められる知識と実践〜

対象

民生委員(中堅)

時間

5時間(1日)

研修の概要

受講対象の皆様は、民生委員として、これからも、地域の中で様々な人たちとコミュニケーションを図っていかなけばなりません。ただし、少子高齢化社会の中で、地域でも個々の住民が抱える問題が複雑化していますし、民生委員の皆様も平均的な経験年数が低下する等の状況があります。本研修をそのような背景を踏まえ、コミュニケーションを再認識する機会にして頂ければと考えます。

研修の目的

  • 参加者が自分自身のパーソナリティの傾向を自己覚知することができる。
  • 参加者が、自分自身だけでなく、相談の対象者について、コミュニケーションにおける癖を理解し、適切に対応することができる。
  • 相談援助やコミュニケーションのあり方、また基本原則について再確認することができる。
  • 「もって行き方」ーコミュニケーションにおける様々な工夫について、新たに認識、修得し、実際に使ってみることができる。

研修スケジュール例

時間 内容 テーマ
10分  
はじめに(民生委員・児童委員への期待)
120分 講義
演習
(1)パーソナリティの自己認知

・セルフチェック(エゴグラムチェックリスト使用)
・3人の自分、5つの心
・エゴグラムの読み方 等

(2)コミュニケーションとは何か

・相談援助活動の基本原則
・コミュニケーションの概念
・言語・非言語コミュニケーション
・コミュニケーションに大切な「3つのアイ」

(3)積極的傾聴のすすめ

・「聞く」と「聴く」
・まず「熱心な聴き手」に
・積極的傾聴のポイント

60分 昼食休憩
180分 講義
演習
(4)「もって行き方」の工夫

・相談的なアプローチ
・他の事例を活用する
・見せ方の工夫-ビジュアル化して説明する
・ハッピーポイント-相手が喜ぶポイントを活用する
・Yes,But法-まずは相手の意見を肯定する

(5)タイプ別コミュニケーション

・本人のタイプによるポイント
(エゴグラムからのCP,NP,A,FC,ACが高い)
・相手のタイプによるポイント
(エゴグラムからのCP,NP,A,FC,ACが高い)

むすびに-地域に開かれた民児協の構築を-

「コミュニケーション」と聞いて、皆様は、どのようなことを思い浮かべられるでしょうか?

「コミュニケーションをとることができる」=「その人と仲良くする、その人となら会話が途切れない」と思っている人は、いませんか?

コミュニケーションをとるということは、その人と仲良くなることではなく、「相手に対して、伝えるべきことを伝えることができる」ということです。コミュニケーションは技術ですから、学びながらゆっくりと身につけていくことも当然可能なのです。

社会福祉協議会のお客様向け研修一覧に戻る

人材育成事業メニュー